一般的に経費計上できる開業医よりも、節税対策が難しい勤務医の方が手取り額は少なくなる傾向にあります。これが勤務医では資産形成が難しい要因のひとつです。

  

 

節税の基本は個人レベルでは控除を増やして課税所得金額を引き下げることです。ただし年収1500万円程度になってくると、いくら控除しても課税所得金額が900万円を超えてきます。

 

 

このレベルに到達すると損益通算を利用することを検討するべきでしょう。ここで登場するのが不動産です。損益通算できる4つの所得のうち、最も確実に開始できるのが不動産なのです。

 

 

もちろん扱う金額が大きいため、あらかじめ十分すぎるほどの勉強が必要です。金額が大きいため、最初に失敗すると挽回するのが難しいのです。しかし十分にお金を稼いだ後には、資産を維持するために不動産に関わることになります。それならば早い段階から不動産に慣れ親しむ方が経験値が高くなると思います。

 

 

上記の事項を一冊で網羅する書籍を、残念ながら管理人は知りません。この分野の書籍が発刊されることを切に望みます。個人所得税の考え方は世界にひとつしかない「黄金の人生設計」や、貧乏はお金持ちでよく理解できると思います。

 

 

 

 

 

 

ただし、繰り返しになりますが、著者の橘氏は不動産に対して否定的です。この部分には毒されない方がよいのでは?と思います。

 

 

 

 

 

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