税制は、資産形成するにあたり学習するべき知識の中で最も重要な事柄です。税制が一番というのは意外かもしれませんが、資産規模が小さいうちはキャッシュフローを増加するのに最も効率が良いのは税制を知ることです。

 

 

もちろん、資産規模が大きくなるほど決定的な違いがでてくることになります。しかし資産規模が小さいうちでも、税制を知ることは、手元に残るお金を増やすのに大きな力を発揮します。

 

 

給与所得者は、基本的には所得税・住民税とも源泉徴収されています。したがって実際どの程度の税額が課税されているかを正確に把握している方は少ないと思います。

 

 

例えば、年収1000万円の人が、副業で毎月15万円(年間180万円)を得ている場合を考えています。年収1000万円では課税所得金額が800万円くらいになります。この場合の税率は所得税が23%、住民税が10%の合計33%です。

 

 

副業で稼ぐ180万円にかかる税金は、180万円×33%=59.4万円となります。つまり稼いだ額の2/3しか手元に残りません。

 

 

更に、年収1300万円の方の場合は、課税所得金額が900万円を越えてきます。この場合の税率は所得税が33%、住民税が10%の合計43%です。副業で稼ぐ180万円にかかる税金は、180万円×43%=77.4万円となります。稼いだ額の半分程度しか手元に残りません

 

 

半分しか手元に残らないと思うと、勤労意欲が削がれてしまいますね。しかし例えば親を一人扶養に加えることで、38万円×0.43%=16.34万円も手元に残るお金が増えます。このように税制を知ることで、比較的簡単・確実に手元に残るお金を増やすことができるのです

 

 

 管理人 運営サイト  

管理人執筆 の 著書

勤務医の資産形成マニュアル

    診療に ご活用ください  

RA評価フォーム.xls
Microsoft Excel 119.0 KB
英文診断書(THA).doc
Microsoft Word 1.8 MB
英文紹介状.doc
Microsoft Word 24.0 KB

 

その他のダウンロード集

こちら

 

アルバイト基本講座は

こちら