日本人はお金を話題にすることを避ける傾向にあります。したがって高学歴でもファイナンシャルリテラシーは中高生並みという方が非常に多いのです。これは大袈裟な話ではなく、資産形成の専門家といわれる方と本気でディスカッションした経験があるという方以外は、全員該当していると考えるべきだと思います。
私の実感では、例えば不動産による本格的な資産形成を行うために要求される知識・経験量(ファイナンシャルリテラシー)は、市中病院の股関節外科医がTHAに関して持っている知識・経験量にほぼ匹敵すると思います。本格的に資産形成を志向するなら、学ぼうとする強い意志と覚悟が必要なのです。
しかし資産形成までいかなくてもいいから、取り敢えず現在のお金に関する余裕の無さを改善するお手軽な方法は無いのか? というのが一般的な反応でしょう。ここまでの話の流れでは、そんなうまい方法など無いだろうと思いそうですが、実は『 ある 』 のです。
まずは、方法論を知るおよび意識改革をするために下記の書籍を一読ください。できれば一読ではなく、内容が心に響くようになるまで何度も熟読することをお勧めします。
これは富裕層研究で非常に有名な米国のトマス・J・スタンリー博士の名著です。膨大なデータから導き出された非常にシンプルな結論は、まさに目からウロコです。おそらく、この書籍に記載されていることを実践するだけで、お金に関する余裕の無さはほぼ解決すると思います。
コロンブスの卵的な意識改革のためには 金持ち父さん貧乏父さんもお勧めの書籍ですが、医療人としての成功を志すなら、となりの億万長者の方がよりシンプルで職業にもマッチすると思います。詳しい内容は書籍に譲りますが、『 蓄財優等生』 を目指すことこそがお金に関する余裕の無さを改善する最もお手軽な方法だと思います。
これらの書籍で資産形成の基本的な考え方を学べますが、現在の日本の医師の置かれている状況とは、残念ながらかなりギャップがあります。その差異を埋めるべく、「勤務医の、勤務医による、勤務医のための資産形成マニュアル」というマニュアルを作成しました。本気で資産形成を行おうという医師にお勧めします。
私が「勤務医のあなたが開業医並みの収入を得て富裕層に到達する方法!」の中で例として挙げた築古木造戸建投資の実践版マニュアルが下記です。勤務医のあなたなら税制を絡めて低リスク・中~高リターンを狙える手堅い投資手法です。
1棟マンションやオフィスビルから貸地までさまざまなジャンルの不動産経営を実践している管理人が、自らの経験を通じて多忙な勤務医に最も推奨できると判断した「築古木造戸建投資」を解説します。