かつて急性期病院で働いていた際、激務の中でがんばる同僚医師を見ていつも感じることがありました。診療を第一に考えるあまりに自らの生活を破綻させてしまったり、人生を謳歌していない人が多いなと・・・

 

 

日本の医療の根幹を担っているのは医師なのですが、何の将来ビジョンも無く働くだけでは、はっきり言って割に合わない仕事だと思います。良質な医療を提供するためには医師自身が精神的に充足している方がよいし、その基盤となるのは経済的な安定だと思います。

 

 

経済的な安定を得るためには、下記の流れで“収益を生み出すモノ”を蓄積する必要があります。

 

 

 

 

   自分の時間 ⇒ お金 ⇒ 収益を生み出すモノ   

  

 

 

 

勤務医と開業医では、このプロセスで取りうる手段に若干の相違があります。勤務医は、病院職員の給与まで稼ぎ出す宿命にあるので必然的に時給が低くなります。これを補うために、下記の工夫が必要となります。

 

 

① 勤務先の医療機関の選択

② アルバイトの選択

 

 

開業医では、職員の給与は比較的低く抑えることが可能であり、勤務医よりも“収益を生み出すモノ”を蓄積する期間を短くすることが可能です。また、法人を利用して税引き前に収益を蓄積できるチャンスがあります。更に医院の評判という無形の(しかも相続税が無税の)資産を蓄積できます。実物の“収益を生み出すモノ”と並んで最強の資産といえるでしょう。

 

 

勤務医・開業医に関わらず、“収益を生み出すモノ”を蓄積することで経済的な安定を獲得するライフスタイルを推奨します。可能な限り早い段階から蓄積を開始することで、人生の早い段階で“経済的に自由な状態”に到達することが可能になるからです。

 

 

資産形成の開始時期は、早ければ早いほど良い結果が得られます。医師免許取得後1~3年目から開始すると、やり方さえ間違わなければ10年程度(つまり30歳台半ば)で“経済的に自由な状態”に到達することも可能となります。

 

 

 

 

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